留学体験 アメリカ 大学 就職まで 〜語学学校篇〜

留学

日本の大学を卒業。就職をしてみたものの挫折(今考えるとちょっとブラックだったかも)。親の勧めでアメリカのオレゴン州に留学。最初は軽い気持ちで、英語話せるとちょとカッコいいかな。ぐらいの気持ちで留学しました。上流階級の家庭ではないが、そこそこ裕福な家庭環境だったので留学をさせていただきました。とは言え、莫大な金額を僕に投資してくれた親には大大大感謝です。

そんな僕が留学を初めたわけですが、初めは数々のしくじりがありました。僕のしくじりから、今から留学をしようとしている人に少しでもお役に立てたら嬉しいです。今回の記事は、留学先選びのしくじりを中心に書いていきます。では私のしくじりを紹介していきます。

  • 留学先選び
  • 語学学校選びとルームシェア
  • 留学の目的
  • それでも行ってよかった

留学先選び

初めは、とにかく早くアメリカに行くことを考えました。もちろんニューヨークやロスなどの大都市に憧れはありましたが、遊びに行くわけではないので、日本人があまりいなそうな地域を考えました。留学の斡旋をしてくれる会社に相談に行き、すぐに入れる語学学校がオレゴンのポートランドにあたので即決して、すぐにアメリカに留学に行く準備を始めました。とは言ってもポートランドにも結構日本人はいました。今ほどネットの情報も少なかったのもあり、日本人が多いか少ないのか、どんな場所なのか、ほぼ一切の情報がないまま留学を決めました。今考えると、若い時は何も考えないで行動できることが、一番の強みだと思います。

確かに大都市と比べて、日本人は少ない方だと思いましたが、やはり語学学校にいた半分以上は日本人でした。まー日本の斡旋会社を使ってきているので当然と言えば当然だとは思いますが、僕の場合ホームステイ先にも留学できている日本人がいました。(めちゃくちゃいい人だったので、不満はゼロでしたが、日本語を話す方が多かったのでホームステイ先としてはあまりよくなかったと思います。)

ちなみにネットで日本人が多い年を調べると

ロサンゼルス都市圏(カリフォルニア州)
ニューヨーク都市圏(ニューヨーク州)
サンフランシスコ都市圏(カリフォルニア州)
ホノルル(ハワイ州)
サンノゼ都市圏(カリフォルニア州)
シアトル都市圏(ワシントン州)
シカゴ都市圏(イリノイ州)
サンディエゴ(カリフォルニア州)
アトランタ都市圏(ジョージア州)
ポートランド都市圏(オレゴン州)
ヒューストン都市圏(テキサス州)
ノバイ(ミシガン州)
ダラス都市圏(テキサス州)

こんな感じでした(つかポートランド入っとるやん…)

でもポートランド(オレゴン)はものすごくいい場所です。子供2人はオレゴンで生まれているので第2の故郷って感じです。僕の好きなオレゴンの紹介動画があるので紹介します。

Only Slightly Exaggerated | Travel Oregon

Only Slightly Exaggerated (ほんの少しだけ誇張しています)

動画も素敵だけどタイトルが絶妙です!!!

さて、ポートランドで留学しましたが、ネット上のどの記事読んでもそうですが、やっぱ日本人が多いと日本人とどーしても遊んでしまう。色々な情報、遊び方を教えてもらえるのでそれもそれで意味はあると思います。ただ英語を学ぶという意味では明らかにマイナスでしょう。3ヶ月ほど遊び倒してから日本人の少なそうな学校選びをしました。

語学学校選びとルームシェア

色々調べてわかったことは、やはり教育熱心な日本人の気質なのでしょうか、留学生の3割程度は日本人らしい。だからののでしょうか、大都市で日本人がいない語学学校を探すのはかなり難しいこと。田舎に行っても日本人が全くいない場所プラスちゃんとした語学学校を探すのは難しい。

なので、僕が探した語学学校の特徴は、日本人がいてもその人達の英語に対するモチベーションが高い学校がないかという視点で探しました。そうしたら、アメリカの大学に付属している語学学校がある事を知りました。日本人で大学付属の語学学校へ行っている人たちは、大学へ進学することが目的。高校を卒業した若い年代の人達が行く語学学校を知りました。語学学校在学中にTOFELの基準のスコアをとるか、語学学校を卒業すると大学へ入学できるというシステム。(今はもしかしたら少し制度が変わっているかもしれません)

僕は、日本の大学を卒業してから留学したので、年齢的には少し上でしたが、アメリカで年齢を気にするのもナンセンスなのでそこの語学学校へ行く事を決めました。場所は同じオレゴン州ですが、かなり田舎のアッシュランドというまち。大学もある場所なので、学生は多い場所です。オレゴン州とカリフォルニア州の境目にある街です。

もちろん多くの方は、聞いた事もないし、あなたが一生に一度も行くことはない街だと思います。だけど本当にめちゃくちゃいい所です。シェークスピアの演劇が有名な街ですが、世界中からシュークスピアファンが訪れる場所です。天候もいいし、街の人も温厚でのんびりしています。学生も多いですが、定年を迎えた高齢の方も多く移り住んでいる場所なので、高齢の方にはとても優しい街です。個人的には、大都市より断然おすすめです。

興味がある方は、こちらのサイトを見てみてください。https://www.ashland.or.us/

語学学校には、日本人もいましたが2割程度で、他は、韓国人、台湾人、中国人が多くいました。留学して友達になるべきは、僕の経験上、韓国人と台湾人がおすすめです。やはりいきなりアメリカ人の友達を作るのはかなりハードルが高いと思います。英語レベルが同じ、でも日本語は話せないとなると韓国人、台湾人は友達としては最適。また、僕の興味として特に韓国人の文化の違いや、日本人をどう思っているのかを話せたことは、とてもいい経験でした。普段、日本で聞くニュースやメディアの情報では絶対にわからない生の情報が聞けて、とても面白いです。やはり、政治や歴史のことで日本のことをよく思っていないという意見もあったが、僕のことは1人の人間として尊重してくれたし、僕の周りが特別だったかもしれないけど、基本みんなとっても優しくて気さくな感じでした。

僕は、韓国人とルームシェアしていたので、英語を話すことに慣れたのは、毎日韓国人の友達とくだらない事を話し合う事で会話力が伸びました。やっぱ韓国人や台湾人の友達をまずは最初に作ることは、めっちゃおすすめです。

ルームシェアは、めっちゃお勧めですが、色々と注意する必要があります。部屋代は基本的には折半ですが、僕の友達で、4人で一軒家を借りてルームシェアしていたグループがありました。部屋の大きさが違ったり車を持っていると車庫を誰が使うか、部屋の洗濯機などの家具は誰が買って誰のモノになるのか、誰かが引越ししたい場合新しいルームメイトを探すのか等考えないといけないことがいっぱいあります。僕もルームメイトがいきなり彼女を住まわせた時はリビングで寝ることになりました。ただそれでも一緒に住むメリットはかなりあると思います。僕のルームメイトや韓国人の友達がたまたまだったのかもしれませんが、韓国人の男はめっちゃ料理が得意です。元々苦手だったキムチを克服した後は、毎日韓国料理を食べさせてもらってめっちゃ最高でした。

韓国人と毎日過ごし、毎日英語しか話さない生活を続けることでスピーキング力がかなりみにつきました。また簡単な韓国語の単語も教えてもらい楽しいルームシェアでした。

ホームステイもいいと思いますが、やはり年齢が近い日本人じゃない留学生とのルームシェアが一番お勧めです。

留学の目的

さて、大学付属の語学学校に入学しましたが、僕の留学の目的が少し変化しました。初めは、語学学校だけで1年程度の期間のつもりでしたが、やはり僕も人間です、周りの学生にガッツリ影響されました。語学学校の学生の目的は、大学に進学すること、また実際に大学に通っている日本人の知り合いもできました。どのサイトの記事でも書いてありますが、日本の大学とは違いアメリカの大学生はすごい勉強していました。特に日本人は授業の内容プラス英語力のハンデがあるので毎日の予習、復習、テスト勉強で大変だけど充実している感じでした。

僕も、大学を卒業しなくてもいくつか授業を受けてみるのも刺激になると思い、大学に入学する事を決心しました。あなたも、アメリカの授業を受けてみるのはとてもいい経験になると思うので是非それを目指して欲しいです。まー単位が取れなくても、授業の雰囲気を味わうだけでも十分だと思います。

それにむけてとにかくTOFELの勉強をがんばりました。語学学校と韓国人との会話でスピーキングはそれなりに伸びましたが、リーディングと文法問題はかなり苦労しました。それに関しては、もーとにかく反復練習のみ。(今では色々な教材がネットなどですぐ入手できるから、効率良い勉強ができると思います)リーディングも文法もやれば伸びます。テスト用にパターンを覚えることもできました。僕の場合は3ヶ月(ポートランド)と3ヶ月の語学学校(アッシュランド)のその6ヶ月間の最後2ヶ月間はTOFELの勉強。勉強期間中は毎日学校が終わった後5、6時間、土日は10時間以上勉強したと思います。そして、語学学校終了前にTOFELに合格して大学に入学できました。

僕の考えですが、語学学校だけに行って英語は身につきません。高校でやった授業の延長だと思います。やはり勉強しないと英語は身につきません。また、日常会話程度なら買い物したり、韓国人の友達と話すことである程度はできるようになると思います。ただ専門的な分野を英語で学び、英語で専門的な事を議論するまでの英語力は、努力が必要です。そして大学の授業をアメリカ人の学生と受けることができると、語学だけではなく色々な事を学ぶことができるので、留学を考えている方は大学の授業を受ける事を一つの目標として頑張ってみる事をお勧めします。大学の授業を受けるとアメリカ人の知り合い、友達も自然とできるようになると思います。

それでも行ってよかった

初めは1年くらいで帰国するつもりでしたが、結局アメリカに10年ほどいました。その間に大学を卒業して、インターンやって、アメリカの会社に入社して、結婚して子供まで作ってしまいました。そんな僕の経験を思い出しながら楽しく書いていきたいと思います。

これから定期的に留学に関する記事を載せていこうと思います。

  • 大学の授業
  • アメリカの学生
  • 何学部を選ぶといいか
  • インターンから就職まで
  • アメリカの企業に務める
  • 嫁との出会いとアメリカでの出産

今の所思いつくのは、こんな所です。なんとなく思いつく事、自分の経験した事を書いていこうと思っています。ここまで読んでくださった方ありがとうございます。何か聞きたい事があれば、お問い合わせしてください。

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